2007年3月14日
2007年3月の最優秀カウンセラーに選ばれたのはNewter。
彼の受賞メッセージ及びお勧めスポットを下記リンクに掲載しました。ぜひご覧ください。
月間最優秀カウンセラー(CoM):
http://ultimaonline.jp/community/event/volunteer/CoM/
※なお、UOボランティアチームでは随時カウンセラーの募集を行っています。日本シャードでカウンセラーとして活動したいとお考えの方はこちらをご参照ください。
2007年3月13日
Fever and Fey Fedoras - 熱と妖精のフェドーラ(中折れ帽)
ファイブ・オン・フライデイ(Five on Friday)では、毎週金曜日に皆さまからのご質問に対して米国UOチームがお答えしていきます。今回は次の5つの質問に対する回答が寄せられました。
1. エルフのサークレットの問題(※)は「甦りし王国」で修正されますか? エルフはヘルメットを被れるようになるでしょうか?
Darkscribeを直撃して回答を得ました。
「そうなる予定です。「甦りし王国」では、エルフもヘルメットを装備できるようになるでしょう。JP "Grimm" Harrod がブラッドオース(血の誓約)と共に約束してくれました。」
※ 現在、エルフのキャラクターがヘルメットを装備すると、自動的にサークレットのグラフィックに変換されてしまうことを指しています。
2. 2Dクライアントを使っていても、ガーゴイルのプレイヤーを見ることができますか?
見えます。現時点での計画としては、「甦りし王国」や「ステイジアン・アビイス」を使っていなくても、ガーゴイルのプレイヤーが既存の大陸にいるときは見ることができ、やり取りもできるようになる予定です。また、「甦りし王国」と「ステイジアン・アビイス」の両方を持っていれば、新しいエリアを訪れたり、ガーゴイルになってプレイしたりできるでしょう。両方を持っていることが条件となる機能は他にもあるかもしれませんが、詳しくはその時がきてからご紹介します。
3. 武器の振り速度の計算式を教えてください……。
Leurocianがプログラムを調べて、プログラマー以外の人にもわかるように説明してくれました。
武器の基本速度が何チック(tick)になるか計算します。それには、武器のプロパティ上で表示される秒数に4を掛けてください。素手の場合、武器の基本速度は最速として扱われます。(10 ticks = 2.5 秒)
例:Halbert の基本速度は 4.25 秒なので、チック数は 17 ticks になります。
スタミナのチック数を調べます。(現在のスタミナ値 / 30)
例:現在のスタミナが50のとき、スタミナのチック数は、端数切捨てで 1 tickになります。
武器速度を上昇させるプロパティの値(速度:+20% など)の合計を装備品から計算します。
例:20 ( = +20%)
以下が計算式になります。
武器の振り速度 = ((武器の基本速度 - スタミナのチック数) x (100.0 / (100 + 武器速度上昇プロパティの値)))
(但し、振り速度の最低チック数は、5 ticks (1.25秒) 以下にはなりません。)
例で示した値を元にした計算:
武器の振り速度 = ((17 - 1) x (100.0 / (100 + 20)))
Halbert の振り速度 = 13 ticks (3.25秒)
4. 真実の本(Book of Truth)のイベントはいつ終わるのでしょうか?
ライキュームの司書たちは、これまでに提出された本を選別・検査するのに今も大忙しですが、他方でメイジ評議会の指摘によると、「真実の本」の贋物に刻まれた魔法の署名は消えつつあるそうです。つまりこれは、ほぼ全ての本が発見されたことを示唆するものだそうです。
(分かりやすく言うと、モンスターが真実の本を落とすのは今週で最後になります。見つけた本を余さず集めきりましょう! また、シャードごとに本物の「真実の本」を発見した人を何らかの形で発表する予定なので、できるだけ多くの本を提出しておくといいかもしれません。)
5. ずいぶん長いイベントですが、次は何が起こるのでしょうか?
老婆イヌが今回も謎めいたヒントを口にしています……。彼女は再び釈放されたので、彼女を探して尋ねてみましょう。
敵はまだ姿を現し始めたばかりです。これから先に本当の試練が待っています。
メリーランド、ワシントンDC、バージニア州北部にお住まいの方は、メリーランドのタウンホールミーティングへの出席確認をお送りください。仲間のプレイヤーと連れ立ってご参加いただき、「甦りし王国」の最新バージョンをご覧ください。もしかするとベータテスト参加資格が得られるかもしれません!
長い一週間でした。私たちは次のライブイベントの準備をして、「甦りし王国」の製作に懸命に取り組み、そして、次の二ヶ月間の計画を作成していました。「甦りし王国」のベータテストが始まれば、とてもエキサイティングなことになるに違いありません。最初の(ベータテスターの)ほんの少しのプレイヤーが、色々試しています。まだ「甦りし王国」はとても荒削りな状態ですが、これまでのところ、いい反応をいただいています。
ああ、タイトルの"fever(熱)"についてですか? 私のことですよ。今、ベットで寝ているんです。よい週末を!
- Jeremy [コミュニティコーディネイター / 米国UOチーム]
2007年3月6日
ファイブ・オン・フライデイ(Five on Friday)では、毎週金曜日に皆さまからのご質問に対して米国UOチームがお答えしていきます。今回は次の5つの質問に対する回答が寄せられました。
1. バンクボックスの情報がキャラクターについてまわるというのは本当ですか? バンクボックス内のアイテム数が多いと、キャラクターの動作がそれだけ遅くなるのでしょうか?
端的な回答: 場合によります。
確かにバンクボックスの情報はキャラクターにいつもついて回っています。しかし、ログイン処理以外にはキャラクターのスピードに影響を与えませんし、せいぜいサーバーの境界線を越えるときに少し遅くなるかもしれない程度です。それ以外の時にバンクボックスへのアクセスが起こることはありません。
2. ガーゴイル族についてのキャラクタースロットやクエストの問題
ニューヨークのタウンホールミーティングであがった質問で、まだ聞いてない人もいると思うのですが、「ヒューマンやエルフからガーゴイルに転生するクエストはあるのか?」というものがありました。Darkscribe は「今のところその予定はない。また7つ目のキャラクタースロットを作るという計画もない。」と答えました。当然のことながら、それが原因でいろいろな議論が噴出しているようなのですが、さて、どうなのでしょうか?
この問題についての(UO Straticsの)全スレッドを読んで、全てのフィードバックに目を通しているところです。ただ、皆さんに思い出していただきたいのは、「ステイジアン・アビイス」の発売までにはまだかなり時間があって、現在の予定と最終結果とでは違ってくる事柄が多いだろうということです。新しい種族を導入するには、技術上でもデザイン上でも様々な挑戦があります。発売時期が近づいたら、この挑戦についてもっと詳しい議論が出来るはずです。その時が来るまでお待ちいただけたらと思います。数ヵ月後にはこの話題をもう一度取り上げますので、今詳しいお話が出来ないことについてはご容赦ください。
3. 「甦りし王国」のリリース後も、現行の2Dや3Dクライアントでプレイできるのでしょうか?
「甦りし王国 FAQ」にもあった質問ですが、その時とは回答が少し異なっています。
「甦りし王国」のリリース、ならびに「ステイジアン・アビイス」の発売後もしばらくは2Dクライアントのサポートは続くでしょう。ただし、「ステイジアン・アビイス」で追加される内容をプレイするためには「甦りし王国」が必要になります。また、「甦りし王国」では現行の3Dクライアントはサポートされない予定です。サーバーをアップグレードして「甦りし王国」を扱えるようにした時に、3Dクライアントはサーバー上で動かなくなるでしょう。(ですので、Originシャードが3Dクライアントのサポートが停止される最初のサーバーになる予定です。詳しくは次の質問をご覧ください。)
4. 「甦りし王国」のベータ版はいつですか? 是非ベータテストに参加したいのです!
いつも同じような回答になってしまうのですが、(実際の日時についてはお知らせできないものの)今週は少し詳しいお話をするので気に入っていただけたらと思います。以下が現時点でのベータテストの予定表です(計画の調整頻度から言うと、バージョン8となっています)
第一ステージ:内部テスト。この段階では、最初にQAチーム(品質管理チーム)が検証し、次に検証チームを拡大して(カリフォルニアからバージニアまでの)EA Mythicに勤務する全員が参加します。現在はこの段階であり、それが1ヶ月以上続きます。
第二ステージ:小規模ベータテスト。この段階では、まず過去にベータテスターをしていた少数のプレイヤー(数多くの良質のフィードバックを確認できている方々)に参加してもらい、次にその枠を拡大して、近日中に開設予定の登録ページ上で登録をしてくれたプレイヤー(特にプレイ経験の豊富な方)に参加してもらいます。この段階には守秘義務契約(NDA)が付随します。しばらくするとこの段階が始まる予定です(日付をお知らせしたいのですが、尋ねる度に変更が入る状態なので、まだお知らせできません)。
第三ステージ:Originシャードでのテスト。この段階でより多くのプレイヤーを迎え入れて、守秘義務契約を解除し、ベータテスターとして単一のサーバー上で遊べるようにします。
第四ステージ:ベータテスト - 全サーバーのアップグレード。プレイヤー数にはまだ制限が掛かっていますが、この時点で全サーバーがアップグレードされて「甦りし王国」のクライアントでのログインが可能になります。この段階で「甦りし王国」のプレイヤー数は一気に多くなります。
第五ステージ:公開! 「甦りし王国」のクライアントは誰でも自由にダウンロードできるようになります。
上記の説明で、私たちが今どこにいて、これからどこに行こうとしているのか、だいたい分かっていただけるかと思います。確かに時間がかかる事柄ではありますが、いまのところは新しい Swamp Dragon や グリッド形式のインベントリー でも眺めていただけたらと思います。
※ EAジャパンのプロダクションチームも第一ステージから検証に参加しています。
5. 「GMと話すまでに長時間待たされるのはどうしてですか?」 その2
Sanyaがニューヨークのタウンホールミーティングで話したことですが、バージニア州のサポートセンター開設に伴い、熱心でやる気のあるUOプレイヤーを募集しています。(カスタマーサポートスタッフ(CSR: Customer Support Representative)は研修を受けてEA Mythicの全製品に関する業務を遂行しますが、実際にはその人が最もよく知っているゲームを主に扱っています。もし応募前にUOのポジションが全部埋まってしまったときは、最も必要とされる部署に配属されることになります。面接時には適切な配属部署として何があるのか尋ねてみてください!)。特に寄せられるヘルプリクエストの数とサポートスタッフの数のバランスが取れていないシフト時間にスタッフを補充したいと考えています。カスタマーサポートの経験がありUOが好きな方は、是非こちらから応募してください。その時は、"sweathers AT ea DOT com" (* AT=@ DOT=.) のSanyaまでメールを送ってあなたが応募したことを知らせるようにしてください。そうすればカスタマーサポートの偉い人にSanyaが一言口添えできるかもしれませんから。
皆さんの報告によると、ニューヨークのタウンホールミーティングはとても素晴らしいものになりました。 - Sanyaが何枚か写真を撮りました。参加してくださった皆さん、ありがとうございます!
- Jeremy [コミュニティコーディネイター / 米国UOチーム]