2007年4月3日
本日公開された「ファイブ・オン・フライデイ - 2007年3月30日」にてお知らせしております通り、日本時間4月3日(火)に予定されていた3Dクライアントのサポート終了は、 日本時間4月12日(木)まで延期されております。
技術的な問題もあり、3Dクライアントのサポート終了時期を「甦りし王国」のリリースと同時にすることは断念せざるを得ませんでした。皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
これまでの経緯
2007年3月27日 午後9時40分:
本日(* 3月27日現在)日本語翻訳版が公開されたファイブ・オン・フライデイ - 2007年3月24日の3番目のQ&Aにてお知らせしております通り、現行の3Dクライアントは、日本時間4月3日(火)以降から使用できなくなる予定です。
スケジュールについて詳しくご説明させていただきますと、まず、4月3日から5日にかけてクライアントパッチと共に、「甦りし王国」導入準備のための最初のサーバーパブリッシュを全シャードに導入し、「甦りし王国」のベータクライアントでOriginシャードを利用できるようにする予定です。このアップデートでは、「甦りし王国」で導入が予定されているいくつかの改良を実現するために、クライアントとサーバー間の通信について変更を行っており、2Dクライアントに関しましてはこの変更に対応するための作業が完了しております。しかしながら、この変更に対応させるためには多くの開発時間が必要とされたため、サポートの中止を予定していた3Dクライアントに関しましては、必要なだけの開発時間を割くことができませんでした。
全ての方が「甦りし王国」を手に入れることが出来るようになる前にこのようなことが起こるのは望ましいことではありませんでしたが、技術的な側面からこうした決定を下さざるを得ませんでした。また、3月24日(土)に米国でファイブ・オン・フライデイが公開された直後からいただいている多くのフィードバックには全て目を通し、現在開発チームと共に3Dクライアントをご利用いただいている皆様に対して何らかの措置を取ることができないか検討いたしております。
3Dクライアントだけを利用されている皆様におかれましては、急な発表になってしまったこと、並びにご不便をお掛けいたしますことをお詫び申し上げます。
2007年4月3日
ファイブ・オン・フライデイ(Five on Friday)では、毎週金曜日に皆さまからのご質問に対して米国UOチームがお答えしていきます。今週は次の6つの質問に対する回答が寄せられました。
1. 「甦りし王国」でも、まだ時々Energy Llama(ラマボルテックス)が現れるのでしょうか?
おや、皆さんは疑い深いですね……。
甦りしEnergy Llama
2. 今週の「甦りし王国」の画像
ベータテスターの皆さんが、素晴らしい何枚かのAnt Lionの画像を撮影しました。アートチームの誰かさんは、確かに虫が好きですね……。
The Ant Lion - 横から
The Ant Lion - 正面から
3. 3Dクライアントについての続報
4月2日の3Dクライアントサポート終了予定日が延期されました。現在は、3Dクライアントのサポートを終了するパッチを4月11日(米国太平洋時間)にリリースする予定です(この延期は「甦りし王国」のスケジュール全体が1週間延期されたという意味ではありません。私たちはちょうどスケジュールを少し手直ししたところです。実際のところは、3Dクライアントのプレイヤーは、適切な乗換えとなるクライアントを待つまでの時間が論理的に1週間短くなったということです)。もういちど言いますが、このパッチの後でのプレイ可能なクライアントは2Dクライアントのみとなります。もし、ベータテスターなのでしたら、2Dクライアントに加えて「甦りし王国」クライアントでもプレイできます。
4. 更なるアイテムプロパティ上限の詳細
先週、単純なものについてファイブ・オン・フライデーに発表しました。異なった条件で変化しないアイテムプロパティの上限値です。もちろん、皆さんは難しいものも知りたいですよね……。
ファストキャスト: このプロパティは、あなたが使用しているスキルによって異なった上限が設定されます。詳細は以下のようになります。
Magery [魔法]: 2
Necromancy [霊媒]: 2
Chivalry [騎士道]: 4 (魔法スキルの値が70.0以上でないなら、これは2になります。 魔法スキルの値が70より低い場合。70以上の場合は2になります。)【4/6修正】
Ninjitsu [忍術]: 4
Bushido [武士道]:: 4
Spellweaving [織呪]: 4
キャストリカバリ: キャストリカバリの上限は、全てのスキルで6です。
魔法ダメージ増加: 何人かの方が、魔法ダメージ増加の上限は対人戦とモンスター戦で異なるかと質問してきましたが……その通りです。魔法ダメージ増加の15%の上限は対人戦のみに適用されます。モンスター戦では上限はありません。
抵抗値: 何人かの方のご指摘の通り、エルフのエネルギー抵抗の最大値は75です。70ではありません。
5. どうしてScrolls of Alacrityのドロップ率はこんなに低いのでしょうか? このイベントが終わったら、どこかでこれからずっと見つけられるようになるのでしょうか?
ドロップ率が低いのはいくつかの理由からです。
特定の上昇させることが難しいスキルに対しては、このアイテムがかなり強力であること。
このアイテムはどこにいても使えます。ですから、このスクロールは(ブラックロックエリアの時とは異なり)リスクが少ない状態で効果を得ることができます。
全ての侵攻に関係するモンスターがこのアイテムを落とす可能性があります。そして侵攻モンスターが現れるエリアは6箇所あります(3つがトランメル、3つがフェルッカ)。
私たちは世界をこのスクロールであふれさせることは望みませんでした。スクロールが沢山現れないようにすることに重きを置きたかったのです。
ここで述べられた全ての理由から、私たちはスクロールの出現率を監視し続ける予定です。また、将来このアイテムを再導入するかどうかを判断するために、これらのスクロールの人気についても調べています。 - どうするかはまだ何も決まっていません。
6. ベータテスト状態の続報
「甦りし王国」のベータテストにおいて、私たちが今どの段階にいて、どのようにして進める予定なのかを皆さんにお知らせする時間が来ました。いくつかの項目は、前回発表した時の内容から変更されています。要注目です。
第一ステージ: 内部のみでのテスト。この段階は終了しました(もちろん、内部テストはずっと続きます。QA(品質管理)チームはまだ猛烈に仕事中です)。
第二ステージ: 小規模ベータテスト。現在はこの段階です。今後の数週間で約25人の外部ベータテスターを数百人にします(もし、タウンホールミーティングでベータテスト参加権を受け取ったのでしたら、この段階でベータテストに招待されているでしょう)。私たちは主要なシステムの最後のものを実装しています。これらは本当にうまく行っています。
第三ステージ: 一般シャードでのテスト(以前はOriginシャードでのテストの予定でした)。「Originシャードのみでのテスト」は、様々な技術的な問題により不可能であるという結果になりました。ですので、この段階に入ると、すぐに全てのシャードを対象とした中規模のテストを行うでしょう。これは、私たちが「甦りし王国」クライアントのプレイヤーと2Dクライアントのプレイヤーが一緒に問題なくプレイできることを確認する場となります。また、現行の3Dクライアントのサポートを終了する時ということにもなります。守秘義務契約(NDA)はこの段階のどこかで解除されるでしょう。
第四ステージ: 大規模ベータテスト。私の「甦りし王国」の「ベータテスター」計画では、5桁の人数を考えています。ですので、もしここまでのステージでベータテスターになれなかったのでしたら、この段階が一番のねらい目です。
第五ステージ: 公開! 「甦りし王国」のクライアントは誰でも自由にダウンロードできるようになります。
うわぁ、なんという一週間でしょう。たくさんのことがここで起こっています。愛のロウソク、甦りし王国についての沢山の新しいこと、およそ1100億ビットもの読むべきフィードバック……。ちょっと眠らないと。よい週末を!
- Jeremy [コミュニティコーディネイター / 米国UOチーム]
2007年4月1日
2007年4月1日 午後11時35分:
現在、新しいアイテム「Scroll of Alacrity」を使用して、キャラクタがアイテムの効果を受けている状態のスキルに対して、ソウルストーンからスキルを受け取ると、スキル値が失われてしまう問題が確認されています。
この問題が修正されるまでの間は、ソウルストーンを使用する必要がある場合には、このアイテムの効果が継続している時にソウルストーンを使用せず、アイテムの効果が切れてからソウルストーンを使用されるようにしてください。一度、スキル値が失われてしまうと、ゲームマスターでも元に戻すことはできない状態になってしまいます。
ご不便をおかけいたしますが、皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2007年3月30日
日頃は『ウルティマ オンライン』をご愛顧いただきましてありがとうございます。
UO日本運営チームからのお知らせです。
今月もフィードバックフォームよりお送りいただいたご意見の中から、私たちUO日本運営チームが回答差しあげられるものに関して次の通りお知らせいたします。
◆日本シャードサポートチームより次のご質問について回答いたします。
Q. プレイヤーの動きを封じる目的でアイテムを地面に置いてもいいですか?
A. ゲーム内に存在する様々なアイテムは、プレイヤーの通行を阻害する目的で使用するために設計されたものではありません。このため、往来を妨害する目的でアイテムを地面に置くことは推奨されるアイテムの使用方法ではありません。万が一、アイテムによって完全な地域封鎖が形成されていることをゲームマスターが確認した場合には、封鎖状態となっていることによる物理的ハラスメントとして警告を与えることになります。また、最低でもプレイヤーが通行可能な道を(必ずしも、目に見える形をした通り道ではないかも知れませんが)一つ作り封鎖を解除するよう指導されます。こういった行為を繰り返すと、アカウントに対してより重い処分が課せられることとなります。
関連項目:
UO:モンスターを箱や姿を消した生物/プレイヤーを使ってブロックして良いですか?
Q. 派閥拠点内でのアイテムによる封鎖を報告したところ、「派閥戦闘には、ゲームマスターは介入しない」と言われました。どういう意味ですか?
A. ゲームマスターの介入により派閥間の戦闘や勝敗に影響を与えないようにするため、派閥システム導入時に、ゲームマスターは派閥戦闘にはできる限り介入しないというガイドラインを開発チームが設けました。その結果、派閥戦闘に対するゲームマスターの介入ポリシーは、一般的なポリシーとは別に設けられています。派閥間の戦闘にのみ影響がある場合には、ゲームマスターは一般的な対処と異なる対応をとる場合があります。ただし、派閥戦闘に関わる行動であったとしても、非派閥所属のプレイヤーに影響がある場合は、一般的なポリシーの範囲内で処理されることになります。つまり、ゲームマスターはほとんどの場合、派閥拠点内部の封鎖に関しては介入しないということです。
Q. チャンピオンスポーンが進まず、パワースクロールを入手できません。なんとかしてください!
A. パワースクロールを手にいれるためにチャンピオンスポーンに挑戦している場合に、祭壇の骸骨の数が増えない要因には複数の要素があります。
【エリア内にモンスターが沸かない(ロストランド)】
今現在、ロストランドエリアのチャンピオンの祭壇が全てアクティブになっていると、ロストランド内のチャンピオンスポーンでのモンスターの発生が遅くなる問題が確認されています。全てではなくとも、多くの祭壇がアクティブになっている場合も同様です。これは米国エレクトロニック・アーツ社が気付いている問題の一つですが、ゲームマスターによる修正や変更が可能なものではありません。
この問題が開発チームによって解決されるまで、パワースクロールを入手するために取りうる選択肢には次のようなものがあります。
ダンジョンエリアにあるチャンピオンスポーンはこの問題の影響を受けないため、ダンジョンエリア内に存在するチャンピオンスポーンに挑戦する。
非アクティブになっている祭壇をアクティブにするのではなく、ロストランドエリアのチャンピオンの祭壇のうちアクティブになっているものを討伐する。
大規模なグループでロストランドエリアのチャンピオンの全てに同時に挑戦する。
モンスターの発生が遅い状態でも粘り強く挑戦する(可能性は低いですが、骸骨が増えることもあります)。
なお、パワースクロールの取得とは関係がありませんが、イルシェナーのチャンピオンエリアでモンスターが沸かなくなる現象も確認されています。こちらについては発生原因が特定されていないため、発生条件等の情報がありましたら専用の報告フォームを通じて品質管理部門へのご報告をいただけると幸いです。
関連項目:
UO: バグを見つけたので報告したいです。
【モンスターを倒しているが祭壇の骸骨の数が増えない】
モンスターの数が少なくて戦闘そのものができない状態ではなく、モンスターを倒しているが祭壇の骸骨の数が増えないというご報告をいくつかいただきました。こちらについて調査を行った結果、単純に討伐方法の問題であり、システム的な異常によるものではないことを確認しております。このような状況にある場合は、チャンピオンスポーンの攻略情報はプレイヤーの皆さんによる解明の楽しみを残すために、未だ非公開の状態となっているため、自らチャンピオンスポーンの仕組みを解き明かすか、チャンピオンスポーンの達人と呼ばれるような熟達したプレイヤーにアドバイスを求めてみるといいかも知れません。
回答者:日本シャードサポートチーム一同
◆イベントチームより次のご質問について回答いたします。
Q. 今年も桜の季節になりましたが、昨年のようにお花見会場は用意されますか?
A. ご安心ください! いつも色々とご迷惑をおかけしているブリタニアイベント振興協会も、今年は昨年のようなミスは犯さないようですよ。きちんとFertile Dartも用意し、万全の態勢のようです。あとは開花を待つばかり! どうぞブリタニアで思い出に残る素晴らしいお花見を!
回答者:Inoia, Towein, Runna(インタレストゲームマスター)
◆プロダクションチームより次のご質問について回答いたします。
Q. Windows Vistaへの対応状況の確認はどうなりましたか?
A. 2D/3DクライアントのWindows Vistaへの対応状況と既知の問題については、eSearchの以下の記事でご案内しています。
UO: Windows Vistaへの対応について。
UO: Windows Vistaの既知の問題について。
なお、「甦りし王国」はWindows Vistaに正式に対応する予定です。
Q. 日本プレイヤーを対象としたベータテストはいつ頃から始まるのでしょうか?
A. ローカライズの進展具合と合わせて、現在米国チームと調整を行っています。来月の今ぐらいの時期には多くの方に参加していただくための準備が整っているかと思いますが、それより前にも何名かの方を募集するかもしれません。公式サイトや「甦りし王国」ティザーサイトでの発表をお待ち下さい。
回答者:Longbow(プロデューサー)
◆PRチームより次のご質問について回答いたします。
Q. 「甦りし王国」の最新情報について、Web以外の媒体で見ることはできますか?
A. 3月14日発売の「オトナファミ2007 SPRING」や、3月27日発売の「ログイン5月号」では「甦りし王国」の最新情報をご覧いただけます。今後も各種メディアに「甦りし王国」の情報が登場する予定ですのでご期待ください。
回答者:PRチーム一同
◆コミュニティチームより次のご質問について回答いたします。
Q. 新しいフレキシブル・デスクトップというのはどのようなものなのでしょうか?
A. 新しいフレキシブル・デスクトップでは、スライダーを動かしてUOウィンドウ内(* UOウィンドウのサイズは「解像度」のオプションで設定できます)のゲーム画面のサイズをQuarter(1/4)からFull(1/1)の範囲で調整し、ゲーム画面と黒い部分の割合を設定をすることができます。今回は画面をお見せすることが出来ませんが、きっと気に入っていただけると思います。
Q. そろそろ頭装備の画像を公開してもいいんじゃないでしょうか?
A. では、今回は独断と偏見に基づいて選んだ6つのアイテムのペーパードール画像をお見せいたします。
デスクトップ上で右クリックをして「プロパティ」の項目を選び、画面のプロパティが開いたら「デスクトップ」のタブを選び、表示位置を「並べて表示」に設定してOKボタンを押して閉じ、上の画像にカーソルを合わせて右クリックをして「背景に設定」の項目を押すなんてことは絶対にしてはいけませんよ。
Q. 3Dクライアントのサポート終了について
A. 本件については非常に沢山のフィードバックをお送りいただき誠にありがとうございます。引き続き米国チームと協議を続けております。多くの皆様からご要望をいただいている、「3Dクライアントのコンテナを2Dクライアントでも利用可能にする」というアイデアにつきましては、残念ながらスケジュール的な問題もあり実現は困難ですが、3Dクライアントのサポート終了から「甦りし王国」の提供期間までをできるだけ短くする方向で検討しております。来週の早い段階で続報をお伝えできるよう調整を進めておりますので、続報をお待ちください。
回答者:Wasia(コミュニティコーディネイター)
以上お知らせいたします。
フィードバックフォームへ本当に多くのご意見をいただきましてありがとうございます。今後ともフィードバックフォームへの貴重なご意見をお寄せいただけましたら幸いです。
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なお、「甦りし王国」ティザーサイトでは、ドラゴンと戦う冒険者たちの姿をダイナミックに描いた壁紙と、黄金のアンクの壁紙が追加されています。是非一度ご覧下さい。
ウルティマ オンライン 日本運営チーム一同 2006年3月